出張写真撮影の名古屋の使える写真館です。
F値についてはこれまでに何度か解説しました。
最後に被写界深度に関してお伝えします。
被写界深度とは、ピントが合っている奥行きのことです。
写真のボケととても深い関係があります。
ピントが合う奥行きが多い(被写界深度が深い)と、背景までしっかりとピントが合った写真が撮れます。
逆にピントが合う奥行が少ない(被写界深度が浅い)と、ピントが合っている部分以外の背景がボケた
写真になります。
下の写真は被写界深度が浅い写真です。

ピントが合っているのは、指先やシャープペンの先の辺りです。
その前後は、ボケているのが分かると思います。
被写界深度を工夫することで、写真の中で注目してほしいものに
視線を集めることができます。
以前、写真の主役に注目を集める方法をお伝えしましたが、
構図とともに、被写界深度を工夫することで、写真に写っている
主役を引き立たせることも可能です。
写真のボケやすさは、撮影素子の大きさと関係しているので、
上記のような写真は、スマートフォンで撮ることは不可能です。
一眼レフなどの撮影素子の大きなカメラが有利です。